前節、マンチェスター・ユナイテッドにホームで手痛い敗戦を喫したものの、今年に入ってからの巻き返しで5位まで浮上したリヴァプール。ラヒーム・スターリングはそのチームにおいて、特に光るプレーを見せている選手の一人だ。

クラブ史上2番目に若い「17歳と107日」でプロデビューを飾ったアタッカーは、20歳ながら既にイングランド代表にも定着。長くリヴァプールを背負っていく選手として期待されている。

ただ、現在リヴァプールと結んでいる契約は2017年までとなっており、クラブは当然契約延長を願っているがスターリング側が望む金額とは差があるようで交渉は難航。アーセナルなどが獲得に動き出しているとされる一方、今週はスターリングが週給10万ポンド(約1800万円)への昇給を固辞したというニュースが報じられた。

こういった報道に対し、リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督は「アーセナルは素晴らしいクラブだが、リヴァプールも世界有数のクラブ。スターリングにとって、ここでプレーすることは名誉であり、彼もそれを理解している」とスターリングを擁護。

そうした状況の中で、『Daily Mail』はスターリングの契約延長交渉についてこんな伝え方をした。

「スターリングが週給10万ポンドを固辞しているけど、彼のゴール数はジョナサン・ウォルタースより少ないよね」と、リーグ戦でスターリングより1点多く決めているストーク・シティFWを引き合いに出す、なんともイギリスらしい皮肉を交えた報じ方だ。

さらにこれに対し、ウォルタース自身が反応したツイートが話題となっている。

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