4月3日、『Express』は「イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、リールに所属しているデンマーク代表DFシモン・ケアの獲得を考慮している」と報じた。
シモン・ケアは1989年生まれの26歳。若くしてミットユランからパレルモに移籍し、10代でセリエAの舞台を経験し、その後ヴォルフスブルク、ローマでもプレーしたセンターバック。
リールには2013年に加入し、ガラタサライに去ったカメルーン代表DFオレリアン・シェジュの穴を埋めて余りあるプレーを見せ、マルコ・バシャとともに最終ラインの要となっている。
190㎝という大柄な体格を備え、フィジカルと一対一の強さを併せ持ち、カバーリングにも力を発揮する万能ディフェンダーである。
マンチェスター・ユナイテッドは彼の獲得に向けて1100万ポンド(およそ20億円)の予算を準備しているとのことで、今夏リールとの交渉に臨むと考えられている。
ケアに対してはリヴァプールやトッテナム、ユヴェントス、モナコ、ゼニトなど様々なクラブが興味を持っていると言われており、今夏の注目株の一人となっている。