5月4日、『Dailysoccerghana』は「CAFコンフェデレーションズカップに敗れたハーツ・オブ・オークのサポーター数名がガーナサッカー連盟のクウェシ・ニャンタキー会長を襲撃した」と報じた。
ガーナの名門として知られるハーツ・オブ・オークは、現在CAFコンフェデレーションズカップに出場しているが、5月4日のジョリバ(マリ)戦にホームで1-0と敗れていた。
クラブ側は疲労を考慮して4月30日のアシャンティ・ゴールド戦を延期してくれるよう要請していたが、連盟側はそれを許可しなかった。
そのため、2~3名のサポーターが暴徒化し、今回の敗北の原因が連盟の理事会にあるとしてジョリバ戦終了後にクウェシ・ニャンタキー会長を攻撃しようと試みたという。
しかし、周囲の他のサポーターが暴徒を止めたことから物理的な暴力には発展することなく、口頭での侮辱行為に留まったとのこと。
ハーツ・オブ・オークはこの行為に対して遺憾の意を表明し、ガーナ連盟はコンフェデレーションズカップでの戦いに金銭的な支援をしてくれていることを明かした。
ジョー・アッド ハーツ・オブ・オーク事務官
「クラブを代表し、サポーターの恥ずべき行為のためにニャンタキー会長に謝罪しなければならない。いかなる意味においても正当化することはできないものだ。
連盟は我々の戦いに向けて3万ドルを寄付し、他の方法で多くのサポートをしてくれている。
我々が情熱的なサポーターを備えていることは知っているが、何故敗北の理由をニャンタキー会長会長のせいにするのか。受け入れることはできない」
なお、ハーツ・オブ・オークはアウェイで1-2と勝利を収めていたため、2試合合計2-2であるがアウェーゴール差で突破を決めている。