5月4日、インディアン・スーパーリーグ公式サイトは「アトレチコ・パラナエンセに所属しているインド代表FWロメオ・フェルナンデスが、州リーグでデビューを果たした」と報じた。
ロメオ・フェルナンデスは1992年生まれの22歳。名門デンポFCでデビューを果たしたウインガーで、昨年のインディアン・スーパーリーグではジーコ監督率いるFCゴアに所属してプレーし、ブラジルのクラブから関心を得ることになった。
そして今年2月にアトレチコ・パラナエンセに買い取りオプション付きでレンタル移籍。現状では6月までの契約であるが、活躍次第でそれは12月まで延長され、全国選手権で認められれば完全移籍できる可能性もある。
ロメオ・フェルナンデスは5月3日に行われたパラナ州リーグのナシオナウ戦で67分から途中出場し、5-0での勝利に貢献。ブラジルリーグでプレーする初のインド人選手となった。
現在海外に選手を送り始めているインドでは、先日ノルウェー1部のスターベクで代表GKのグルプリート・シン・サンドゥがカップ戦デビュー。欧州のトップリーグのクラブで初めてプレーしたインド人選手となり、話題を集めた。