ついに本日開幕を迎える女子ワールドカップ。日本代表”なでしこジャパン”が前回大会を制覇したことで知られる、オリンピックと並ぶカテゴリ最高峰のコンペティションだ。

その開幕を記念して、今回は特別編。ユースではなく女子代表のその後を追ってみよう。次回があるかは反応次第で…今回は2003年大会を優勝したビルギット・プリンツ要するドイツ代表をピックアップ!

GK:シルケ・ロッテンバーク

現所属:引退(指導者)

ドイツ代表125試合出場という記録を残した名GKで、1998年のドイツ女子最優秀選手。現役時代は歯科助手、軍兵士であった。

大会当時はデュイスブルクに所属していたが、2006年にFFCフランクフルトへ移籍し、2008年に現役を引退した。現在はドイツ代表のユースでGKコーチを務め、U-15~20を指導する。

GK・ナディン・アンゲラー

現所属:ポートランド・ソーンズ(アメリカ)

ロッテンバークの後を継いでドイツ代表の要になったGK。プリンツが引退したあとはキャプテンを務めてきた。2013年のFIFA最優秀女子選手であり、これは男女合わせてGK初の受賞。

A代表139capを獲得し、現在も現役を続けているが、今大会を持って引退することを表明している。

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