刻一刻と迫ってきた今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝。

ユヴェントス対バルセロナの試合は日本時間7日(日)午前3時45分、ベルリン・オリンピアシュタディオンでキックオフされる。

今シーズンの125試合目であるこの試合はもちろん今シーズンのCLラストマッチ。

これにともない2014-15シーズンのCLも終了するわけだが、6月22日からは新シーズンに向けた予選の予備予選1回戦がスタートする。

そこで今回は、少し気が早いが2015-16シーズンのCLから変更になる4つのことをまとめてみることにしよう。

あなたはいくつご存知?

1. イントロVTRが変わる…はず

CLでは、放映権販売のパッケージ単位が3シーズンと決まっている。そのため、『スカパー!』も3年単位で放映権の更新をしている。

それによって変わるのが、試合前にTVで流されるイントロVTRだ。

CLに関するプログラムが放送される前、必ず流れるこのVTR。現在のものがこちらだ。

このイントロ映像は2012-13シーズンから2014-15シーズンまで使われていた(映像の中に挿入される選手の映像はシーズンやラウンドごとに異なり、スポンサー名のコールはTV局によって異なる)。

こちらは2004-05シーズンのもの。

こうして見ると、イントロVTRの雰囲気がかなり違うことにお気付きだろう(編集部Sが一番好きだったのはこの頃のもの)。

2015-16シーズンは、ちょうどその3年縛りの一年目になる。つまり、これまでのパターンでいけば新シーズンからは新しいイントロVTRがお披露目になるはずだ。

2. EL王者セビージャがCL予選に登場

2015-16シーズンからは、前年のUEFAヨーロッパリーグ王者にCLへの出場権が与えられるようになった。

これまで、CLとELの予選はそれぞれが独立していた。

しかし、機会均等を訴え続けるミシェル・プラティニ会長はEL王者にCL出場権を与えることを決定。これにより、ELに出場するチームは翌シーズンのCLへの挑戦権をかけて戦うことになり、ELの価値向上が期待されている。

なお、セビージャは来シーズン、グループステージからのストレートインとなる(決勝を戦うバルセロナとユヴェントスがリーグ戦で本戦への出場権を獲得したため)。

【次ページ】同一協会からの最大出場チーム数は「4」から「5」へ