7月6日、イタリア・セリエAのユヴェントスは「MFクラウディオ・マルキージオとマッシミリアーノ・アッレグリ監督との契約を延長した」と公式発表した。

クラウディオ・マルキージオは1986年生まれの29歳。ユヴェントスの下部組織出身で、一度エンポリにレンタル移籍した以外は一筋に8シーズンプレーしてきた。

契約が2016年夏までになっていたこともあっていくつかのクラブから興味を寄せられているという報道があったものの、今回契約が2020年まで延長されることになり、数年間はチームに残る可能性が高くなった。給与についても350万ユーロ+ボーナスという額に増加している。

また同日ユヴェントスは監督を務めているマッシミリアーノ・アッレグリ氏の契約も2017年まで延長することを決定している。

昨年夏にアントニオ・コンテ氏が電撃的に辞任したことにより、急遽ユヴェントスの監督を務めることになったアッレグリ氏。

かなり難しいミッションと言われ、ジャンルイージ・ブッフォンからも「今年は分からない」という発言が出るほどであったが、シーズンが始まってみれば前任者のベースをうまく生かしつつ徐々に変更を加え、最終的にはチャンピオンズリーグ準優勝という結果も残した。

高い評価を得たアッレグリ氏であるが、突然の就任だったこともあって給与も200万~250万ユーロ(およそ2億7000万~3億3000万円)とあまり高くはなく、近いうちに契約更新が行われることは以前から伝えられていた。以前の報道では350万ユーロ(およそ4億6000万円)程度になるのではないかと推測されている。

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