MF:ルイス・エンリケ(Luis Enrique)
国籍:スペイン
生年月日:1970/05/08 (45歳)
レアル・マドリー:1991-1996
バルセロナ:1996-2004
常に「全力プレー」で戦ったファイト溢れるクラック。ヒホン出身でスポルティング・ヒホンで台頭すると、レアル・マドリーへとステップアップ。5シーズン安定した成績を残すと、今度はバルセロナへ“禁断の移籍”。当初は多方面から集中砲火を浴びたが、その人柄とプレーでクレの信頼を勝ち取るだけではなく数多くのタイトル獲得に貢献。現在ではバルセロナの監督に就任しており、2014-15シーズンは就任1年目にして三冠という偉業を成し遂げた。スペイン、ヒホン出身。
MF:ルイス・フィーゴ(Luís Figo)
国籍:ポルトガル
生年月日:1972/11/04(42歳)
バルセロナ:1995-2000
レアル・マドリー:2000-2005
ドリブラーにとってスピードが不可欠なものではない―、そんなことを世界に証明して見せた魅惑のドリブラー。2000年夏、バルセロナの中心選手でありながらレアル・マドリーへと“禁断の移籍”を果たし、クレからは「守銭奴」と呼ばれその反発は社会現象に。カンプ・ノウで行われたクラシコでは、コーナーキックに向かうフィーゴに対して無数のペットボトルや豚の顔の皮が投げられ、試合がおよそ10分中断したほど。カルレス・プジョルらの説得によりようやく試合は再開されたが、こうした状況にあってもフィーゴはボールを離さずこのコーナーキックを蹴ることにこだわった。ポルトガル、アルマダ出身。
FW:ロナウド(Ronaldo)
国籍:ブラジル
生年月日:1976/09/22 (38歳)
バルセロナ:1996-1997
レアル・マドリー:2002-2007
「史上最高のストライカー」の呼び声高き、フェノーメノ(超常現象)。PSVでゴールを量産し1996年にバルセロナへと移籍すると、加入1年目ながら37試合34得点と大暴れしバロンドールなど個人タイトルを総なめに。魅惑のパサー、イバン・デ・ラ・ペーニャとのコンビは相性抜群だった。インテル時代に右膝靭帯部分断裂の大怪我を負うも、なんとか復帰し2002年のワールドカップでは得点王に輝く。大会後、レアル・マドリーへと移籍。フェルナンド・モリエンテスを追い出す形となったがリーガの得点王に輝き、スペインの2大クラブでこのタイトルを獲得した数少ない選手となった。ブラジル、リオデジャネイロ出身。