ヴィクター・ワニャマ
(サウサンプトン → トッテナム)

選手がTwitterで移籍の可能性を否定してきたが、先週の木曜日に『Mirror』はこの移籍が成立する可能性をすっぱ抜いた。

サウサンプトンにとってこのケニア人MFは欠かせない選手の1人。ナサニエル・クライン(リヴァプールへ移籍)、モルガン・シュナイデルリン(マンチェスター・Uへ移籍)を失ったことや、まだあと2年の契約があることを考えると、移籍金の減額に応じる事は無いだろう。

気前よくサウサンプトンの望む移籍金を出せるかどうか。トッテナムならそれもあり得るかもしれない。

ジョン・ストーンズ
(エヴァートン → チェルシー)

昨シーズンのプレミアリーグ王者が獲得を望んだのは若きイングランド代表DFだった。ストーンズ本人も移籍を望んでいるようであり、英国記録の移籍金でスタンフォード・ブリッジに向かう可能性が高まっている。

4000万ポンド(およそ74.9億円)には達しないが、3400万ポンド(およそ63.7億円)で決着する可能性が高まっているが、エヴァートン側は未だ売却しない姿勢を示している。

チェルシーとしてはベテランのジョン・テリーのパフォーマンスに陰りが見えるため、是が非でも獲得に漕ぎ着けたいはずだ。

マリオ・バロテッリ
(リヴァプール → ミラン)

サンプドリア、ラツィオ、フィオレンティーナ、ジェノアなどが興味を示していたが、移籍金を支払えるクラブは無く、去就が不透明な状態にあったバロテッリ。ようやく2015-16シーズンの所属が決まりそうだ。

メディカルチェックを受けることが既に発表され、1シーズンでミランに戻ることがほぼ決まっている。リヴァプールが給与を半分負担する形でのローンであり、昨年の夏に1600万ポンド(およそ29.9億円)で売却したミランとしては「おいしい話」と言って過言ではない。

しかし、プレシーズンツアーに帯同せず、フィットネスや試合勘が満足な状態にあるかは不透明な状況だ。ミランのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督にとってはインテル時代の教え子だが、あまり多くを期待してはいけないだろう。

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