先日、イギータがスコーピオンキックを決めてから20年が経つという記事をとりあげたばかりだが、ワールドカップ予選で変態的なゴールキーパーが誕生したという。
北中米カリブ海3次予選ハイチ代表VSグレナダ代表でのワンシーン、ハイチ代表GKジョニ・プラシドはバックパスを受けるとそのままボールをキープしはじめ…。
何とプレッシングをするグレナダ代表のFWに対してマルセイユルーレットを繰り出したのだ!!
あと1歩間違えれば大惨事という状況の中でやった度胸は素晴らしいが、きちんとかわしきれていないあたりが何とももどかしい。
黄色いユニフォームを着ていたためにコロンビア的な何かを思いついてしまったのだろうか…真相は謎だが、試合は3-0でハイチ代表がグレナダ代表を破り4次予選出場を決めている。
このプラシド、フランスの生まれで名門ル・アーヴルの下部組織出身で現在はスタッド・ランスでプレーする。若い頃は期待された逸材で、フランスU-21、ハイチU-23の両代表から招集されたほどの選手。2011年にハイチA代表のデビューを飾り、これまで(Aマッチ以外も含めて)20試合以上に出場、今予選ではハイチ代表のキャプテンを務めている。