9月8日、『Meridiano』や『El Tiempo』など各メディアは「ベネズエラ代表FWフアン・アランゴは、国際試合からの引退を発表した」と報じた。

フアン・フェルナンド・アランゴ・サエンス、通称”フアン・アランゴ”は1980年生まれの35歳。ベネズエラ代表で長く活躍してきた名レフティであり、圧倒的な技術と創造性を持つ攻撃的MFとして知られる。

国内リーグで台頭した後、2000年にメキシコに進出しモンテレイ、パチューカ、プエブラでプレー。2004年には初の欧州リーグに挑戦し、スペインのマジョルカへ移籍した。一年間であるが大久保嘉人とも同僚であったため知名度も高い。

2009年にはボルシア・メンヒェングラードバッハへと移籍してドイツ・ブンデスリーガを経験し、昨年10年ぶりにメキシコリーグに復帰していた。

アランゴは火曜日に行われたパナマ戦に出場した後記者会見を開き、129試合出場、22ゴールという記録を持って国際試合からの引退を発表。若い選手にチャンスを与えたいという意向を明らかにした。

フアン・アランゴ

「僕がこの記者会見を開いた理由は誰もが知っていると思う。これは難しい選択だった。16年間代表に選出されてきて、そこにもう行かないという選択をするのは。本当に寂しい。しかし、代表でのアランゴのサイクルは終わったんだと思っている。

僕はコパ・アメリカの前には選択をしなかった。それは、もう少しやれるかな、という感覚があったからだ。しかし、それから僕は代表を引退することを決めた」

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