アンドレス・フレウルキン(40歳)
南米の選手は最後国内リーグへ帰り、自らの経験を伝えることは珍しいことではない。ウルグアイもアルバロ・レコバ、ダリオ・ロドリゲス、ディエゴ・フォルランらが国内でプレーしている。
かつてシュトゥルム・グラーツ時代に名将イヴィツァ・オシムの元でプレーした大型のボランチ、アンドレス・フレウルキンもその1人だ。なお、ウルグアイ代表10capを持つ。
若い頃から決して目立つタイプではなかったが、攻守の屋台骨としてチームを支えカディス、ガラタサライなどでもプレーした。現在、所属するデフェンソールでは主に守備固め的な起用が多いが、主将を務めていた。
ヘルマン・カルティ(47歳)
ペルー代表経験を持つストライカー。クラウディオ・ピサーロやパオロ・ゲレーロのように欧州での華やかな活躍はない。しかし、メキシコ、エルサルバドル、そしてペルー国内で25年以上のキャリアを誇る。
1988年にコロネル・ボログネシでデビュー、ウニベルシタリオ、スポルト・ボーイズなど国内の強豪チームでプレー経験がある。2003年にはシエンシアーノでコパ・スダメリカーナを制覇、自らも得点王に輝き中小クラブであるシエンシアーノ旋風の立役者となった。
ニックネームは「ダチョウ」であったが、長い現役生活を続けたせいか「終わりのない(El Inacabable)」「予測できない(El Impredecible)」といったものも加えられている。