三浦知良(48歳)
日本を代表するサッカー選手。キングカズの愛称で知られ、ゴールを決めるとカズダンスというゴールパフォーマンスを見せた。OVER30の読者なら必ず1度はそのパフォーマンスを真似したことだろう。
1982年、単身ブラジルへ渡りプロキャリアを開拓。帰国後は、読売クラブ、ヴェルディ川崎の黄金時代を支え、ジェノアでは初めてセリエAでプレーした日本人となった。
今シーズンの横浜FCでは先発する機会も多く、これまで3得点を決めている。48歳4カ月2日は現役最年長ゴールであり、今後もゴールをあげれば記録を更新する状態である。
ゴールキーパーは取り上げない選手でも40歳以上の選手は多かった。一方で、フィールドプレイヤーは?となると一気に数が減り、特に攻撃陣ではほとんど該当選手がいなかった。
サイドバックも同様の傾向があり、ウルグアイのレンティスタスにブラジル人右サイドバック/センターバックであるカフーという選手(あのローマ、ミランでプレーしたカフーではない)が43歳で在籍していたのだが、今夏チームを退団している。
また、年齢が1つあがるごとに極端に該当選手が減ってしまう。そう考えると日本代表として三浦知良、中山雅史のレジェンド感というのは世界でも稀有なものであることがわかるだろう。
だが、世界は広い。今より10年以上も前のおぼろげな記憶で申し訳ないが、ボスニアには50歳以上でプレーした選手がいたらしいとスカパー!のテレビ中継で聞いたことがある。今後も親父世代のフットボーラーを追っていきたい。