ボックス付近で再び倒され、「両腕で掴んでたじゃないか!」とジェスチャーを交えて主審に訴えるハーフナー。
さらに、
ここでもマーカーに抱え込まれ、たまらず背中から倒れてしまったのだ。
これらは厳密にいえばファウルのはず。しかし海外、特にオランダでこの程度のことは日常茶飯事でもある。最初のプレーこそファウルを取ってもらったが、後の2つに対し主審が笛を吹くことはなかった。
エールディビジの12節を終えて、ハーフナーは10ゴールのルーク・デ・ヨング(PSV)、9ゴールのディルク・カイト(フェイエノールト)らに肉薄する8ゴールで得点ランクの4位に付けている。今後一層、DFのマークは厳しさを増していくことだろう。
だがそのなかでゴールを量産してこそ本物のエースストライカーである。そしてその時こそ、今月も復帰とならなかった日本代表への扉は開かれるはずだ。