『Telegraph』は「マリオ・バロテッリの代理人を務めているミーノ・ライオラ氏は、彼が認められないのは人種差別があるからだと話した」と報じた。
2014年ワールドカップではインパクトを見せたバロテッリであるが、その後リヴァプールへの移籍で成功することが出来ず、今季ミランに復帰しても活躍出来ていない。
現在は怪我のために離脱しており、復帰まで時間がかかっている。イタリア代表からも遠ざかっており、アントニオ・コンテ監督も「彼はまだ証明するものが沢山ある」と話している。
しかし、ミーノ・ライオラ代理人はメディアに対して以下のように話し、黒人選手は認められるまでに2倍の労力を必要とされていると主張した。
ミーノ・ライオラ
(代理人)
「(バロテッリについて)
人々はバロテッリのことを判断しすぎている。私は、それは彼がこのような強力な黒人選手を迎える準備が出来ていない国に住んでいるからだと思うよ。
イタリアは、その点では遥かに他の国よりも遅れている。試合の中には人種差別がある。
それは無意識なものであるが、黒人選手は自分自身を証明するために2倍の労力を必要としているのだ」
「(代表について)
アントニオ・コンテはマリオを呼び出すべきだ。なぜなら、彼は最高のイタリア人ストライカーであるからだ。
エンツォ・ベアルツォットは、1982年にパオロ・ロッシを呼び出した。彼は2年間の出場停止処分を終えた後だったにもかかわらずだ。そして、我々はワールドカップに勝った。
私は、マリオがミランでのパフォーマンスとゴールでアントニオ・コンテを味方につけると信じているよ」