先週末のシュトゥットガルト戦に2-1で逆転勝利し、連敗を8でストップしたハノーファー。
この試合では清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍の日本人「3H」(Hiroshi, Hiroki, Hotaru)が初めて同時に先発起用され、全ゴールを演出した清武はマン・オブ・ザ・マッチに輝いている。
また、2月6日のマインツ戦でミスを繰り返し、前半35分に懲罰交代させられた山口も3試合ぶりの出場でチームの勝利に貢献。
セレッソ時代の後輩の活躍ぶりに清武も、
「あいつは素晴らしかったです、きょうは。期待通りです、俺の。待ち望んでいたやつが来ましたね」
と絶賛した。
山口といえば豊富な運動量と日本屈指のパスカット能力と寄せの速さ、攻撃の際に前に出る力が武器だ。ハノーファーの加入会見でも「あなたはどのようなボランチか?」と聞かれると、
「目標としている選手はバイエルンのビダル。守備も攻撃も両方できて、なおかつ点の取れるボランチになりたいとは思います」
と答えていた。
しかし中2日で行われた1日のヴォルフスブルク戦では、その特徴と意識が裏目に出てしまう。