ロビー・キーン:リモコン

奇妙なゴールパフォーマンスで知られるアイルランドの生ける伝説、ロビー・キーン。彼がデビューしたのはウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズだ。

ウルヴズに所属していた1998年、彼はテレビのリモコンを取ろうとして体を伸ばしたところ、膝の軟骨を痛めてしまった。

なお、リモコンの餌食になって負傷した選手には、他にもカルロ・クディチーニ(膝)、デイヴィッド・シーマン(骨折)がいる。

アラン・ライト:車が・・・

アストン・ヴィラで260試合に出場したことで知られる名選手だ。わずか163cmという体格でありながらも、左サイドバックとしてエネルギッシュなプレーを見せていた彼には、『マイティ・アトム』の愛称がついている。

スター選手の一人であった彼は、喉から手が出るほど欲しかったというフェラーリを購入。ところがそのアクセルペダルが遠く、そこに足を伸ばしているうちに膝を歪めてしまった。

彼は泣く泣くフェラーリを手放し、ホンダと英国が共同で制作した大衆車ローバー416に買い換えた。

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