デポルティーボ・ラ・コルーニャ対ミラン
(2003-04 チャンピオンズリーグ準々決勝)
近年で最も有名な大逆転劇といえばこれだろう。ミランはサン・シーロで先制を許すも、カカ×2、シェフチェンコ、そしてアンドレア・ピルロのゴールをたたき込み、4-1と大勝した。
ところが、リアソールでのセカンドレグは全く予想を裏切るものに。ファーストレグと同じくトラック野郎パンディアーニが口火を切り、バレロン、アルベルト・ルケ、そしてフランがネットを揺らし、スコアは4-0に!
ファーストレグはUEFAによって「カカ・マジック」と呼ばれたが、セカンドレグは名将「ハビエル・イルレタのマジック」だったと言えよう。
この試合のとんでもない展開から、セカンドレグでの大逆転のことを「デポる」「デポられる」と表現するスラングも生まれた。