ついに開幕まで3ヶ月を切ったEURO2016。各国の代表チームは今週インターナショナルマッチデーウィークを過ごし、大会まで最後の準備を行う。

それぞれのチームには、重要な選手もいれば、その当落線上を彷徨っているものもいる。招集され、チャンスを得たにもかかわらず、その後必要とされなくなってしまう者もいるのだ。

以前イングランド代表を特集したが、今回はEURO2016ホスト国のフランスの「1capの男たち」を取り上げよう。

リシャール・デュトルエル

バルセロナに所属したことでも知られるGK。パリ・サンジェルマンの下部組織出身だが主にスペインでプレーし、セルタやアラベスでもゴールマウスを守った。

彼が代表でプレーしたのは2001年。ファビアン・バルテズとリオネル・レティジの負傷で出番が回ってきたが、それ以降は出番なし。引退後は市議会議員を務めたことも。

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