答え

1.フィリアス・フォッグが世界中を回った際に立ち寄ったムンバイだが、ニコラ・アネルカが監督業をスタートさせたクラブの名前は?

正解:ムンバイ・シティ

実は最初の問題から『The Guardian』は認識違いを起こしている。

アネルカが指揮官デビューを果たしたのは2012年の上海申花。その後も現役を続け、2014年にインディアン・スーパーリーグのムンバイ・シティに入団。2014年シーズンは選手兼監督として過ごし、2015年シーズンも同様に選手兼監督を続けている。

原文では「which club in the city did Nicolas Anelka start his managerial journey?」と記載されており、「his managerial journey」を監督業とすれば、やはり指揮官デビューは上記の通り上海申花だが、「in the city」という限定であれば、ムンバイ・シティ。だが、ムンバイ・シティで「his managerial journey」をスタートさせたわけではない。

なお、フィリアス・フォッグは19世紀に80日間での世界一周を試みるという冒険小説『八十日間世界一周』における主人公。裕福な独身貴族の設定であり、スエズ運河からインド、香港、横浜、サンフランシスコ、ニューヨークを旅し、80日目にロンドンに到着している。

2.今シーズン、クコ・マルティナがアーセナル戦でゴールを決めたが、プレミアリーグにおけるどの国の代表として最初のゴールだったでしょうか?

正解:キュラソー

サウサンプトンで吉田麻也と同僚のクコ・マルティナ。昨年の夏の移籍ウィンドウでトゥウェンテから加入しており、センターバックだ。12月28日のアーセナル戦でロベルト・カルロス級の弾丸シュートを決めて話題になった

Qolyをチェックしている皆さんなら当然覚えてますよね?

3.イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの英国4協会が揃って出場した1958年のワールドカップの開催地は?

正解:スウェーデン

英国4協会が揃ってワールドカップに出場したのは1958年大会が唯一。第6回大会はズラタン・イブラヒモヴィッチの母国、スウェエーデンで行われた。

参加チームは16で、決勝はブラジル対開催国のスウェーデン。ブラジルが悲願の初優勝を達成すると共に”サッカーの神様”であるペレが17歳でワールドカップデビューを果たしている。ペレは準々決勝、準決勝、決勝戦とトーナメントで驚異的な勝負強さをみせつけた。

なお、フランス代表のジュスト・フォンテーヌがワールドカップ1大会における最多得点(13得点)を記録したのはこの大会だ。

4.この夏、北アイルランドが欧州選手権デビューを果たしますが、予選の同チーム内で最も得点を決めた選手は誰?

正解:カイル・ラファティー

バーミンガム所属のカイル・ラファティーは予選で7ゴールをマーク。これはウェールズ代表のギャレス・ベイル、イングランド代表のウェイン・ルーニーなどと同じ数字である。

ラファティーは193cmの大型FW。巨漢ゆえに鈍重に見えるが、スキルやスピードもあるためウィングで起用されることもある。運動量や激しい守備などまるでサイドバックの様に働き味方のためにスペースを作ることも可能で、相手ウィンガーをしつこくマークすることもあるチームプレーヤーだ。

イタリアでのプレー経験もあり、2013-14シーズンはセリエBのパレルモに所属。34試合に出場し、11ゴールを奪った。その他、スコットランド、スイス、トルコでのプレー経験があり、イングランドのプレミアリーグを含め、国際経験の豊かな選手である。

FKも蹴れる選手だが、ノリッジ時代には豪快に滑ってミスってしまい話題になった。

続きはまた次回!

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