ピッチに座り込み途方に暮れるニュルンベルクの選手たちに声をかけて回っていたのだ。

長谷部にとってニュルンベルクは、2013-14シーズンに在籍した古巣である。

この時は冬の移籍でヴォルフスブルクから加入したのだが、結局チームはブンデスリーガで17位となり降格を味わった。その後ニュルンベルクは2部から抜け出すことができておらず、今季ようやく3位に入り昇格のチャンスを得ていたのだ。

長谷部はニュルンベルクが2部に降格したタイミングでフランクフルトに移籍している。

つまりチームの降格に関わりつつも、2部でプレーすることなく他のクラブに移っていたのだ。そうした過去もあってか、この日長谷部は残留を決めつつも会心の笑顔を見せることはなかった。

Geschafft! Danke Adler. #aufeuch
Eintracht Frankfurtさんの投稿 2016年5月23日

なお試合後、フランクフルトはSNS上で選手用廊下からロッカールームまでの様子を映像で紹介。

他の選手がどんちゃん騒ぎする中で、長谷部は少し控えめにこの時を楽しんでいるようであった。

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