先週末、ヤマザキナビスコカップのグループステージ最終節が開催に。

ユアテックスタジアム仙台ではベガルタ仙台と横浜F・マリノスが激突した。

混戦のBグループでは、最終節を迎えても勝ち抜けチームが0という状況。

勝利したチームは無条件で勝ち抜けが決まるという重要なゲームであったのだが、試合は42分に動く。

中村俊輔が仙台DF平岡康裕に倒され、横浜FMがPKを獲得したのだ。

ペナルティスポットに向かったのは…

もちろん俊輔!

ワンステップの助走でGKの逆を突き、冷静にゴールを決めた。

今年4月に行われたJ1ファーストステージ第8節サンフレッチェ広島戦でも、助走なしのPKを披露した中村

この時は予め蹴るコースを決めていたようであったが、今回は相手GK関憲太郎を動かし、楽に先制点を奪ってみせた。「さすが俊輔」という技ありのキックである。

ゴールを奪った中村について、横浜FMのエリック・モンバエルツ監督は「彼は1点目を取って、決定的な仕事をしてくれた、そのほかでもビルドアップでチームに貢献してくれている」とコメント。中村は今季のカップ戦でこれが初めての出場だった。

なお、試合はこのあと齋藤学が追加点をあげ横浜FMが2-0で勝利。2シーズンぶりに決勝トーナメントに進出している。

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