5. イギリス代表が出場する…かも?

リオ五輪で大躍進を見せた国の一つがイギリスだ。

アメリカに次ぐ27個の金メダルを獲得したイギリス選手団は、合計のメダル数でも世界3位となる67個をマーク。男子テニスのシングルスでは準決勝で錦織圭を破ったアンディ・マレーが連覇を成し遂げるなど、イギリスは大きく盛り上がった。

しかしそんなイギリス代表だが、サッカーチームは五輪に出場できない。

イギリスにはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドという4つのサッカー協会が存在し、代表チームは各協会ごとに組織される。

しかし、オリンピックでは各オリンピック委員会単位での出場しか認められておらず、イングランドやスコットランドというチームでは出場ができないのだ。

2012年のロンドン五輪では自国開催ということもあり特例として「イギリス代表」が組織されたが、2020年の東京五輪に向けてもイギリス代表が参加することになるかもしれない。

イギリスオリンピック委員会がサッカーイギリス代表の組織を考えるキッカケとなったのが、女子イングランド代表の躍進だ。

女子イングランド代表は、昨年行われた女子ワールドカップで快進撃を見せ準決勝に進出。なでしこジャパン相手に惜しくも敗れたものの、3位決定戦では延長戦の末強豪ドイツに勝利し、3位という好成績を収めていた。

そうした背景もあり、イギリスオリンピック委員会は次回の東京五輪でサッカーイギリス代表が出場できるように動き出すようだ。

しかし仮にイギリス代表が組織されたとしても、男女とも予選を戦う出場がある(2012年大会は開催国であったため予選がなかった)。

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