スコットランド1部に所属するパーティック・シスル。
数年前に発表されたマスコットキャラクター「キングスリー」が怖すぎると話題になったクラブだ。
Even Kingsley has joined in the fun #PTFCOpenDay #WeLoveKingsley pic.twitter.com/uSsDd17Cro
— Partick Thistle FC (@ThistleTweet) 2015年7月26日
そんなパーティック・シスルのBチーム(デベロップメントチーム)は6日、キルマーノックU-20と対戦。
アウェイのパーティック・シスルが1-3でリードしていたのだが、後半アディショナルタイムに見せたプレーが話題だ。
試合の残りが数分となり、勝利を確信したパーティック・シスル。すると選手たちはひたすらボールを繋ぎ、時間を稼ぐことを選択したのだ。
アタッキングサードへの仕掛けはなく、パスはほとんど無難なものであった。このプレーの中でパーティック・シスルは実に58本ものパスを繋いだという。追いかける側のキルマーノックとすれば、さすがにボールを奪いに行く気力がなさ気である…。
結局試合はこのまま終了。
パーティック・シスルは交代選手としてジェームズ・ペンライスを用意していたのだが、あまりにもパスが続いたためピッチに入ることなくタイムアップとなったそうだ。
¡Qué gesto tan feo! Se dan 58 pases para que no haya cambio https://t.co/AroCYSoFhF pic.twitter.com/l1iBuWGacf
— AS (@diarioas) 2016年9月8日
スペイン『as』はこのシーンについて、"tan feo(とても醜い)"という言葉を用いて紹介している。
同紙はマドリーを拠点とするメディアであるためバルセロナを意識したような伝え方をしている可能性はあるが…確かに「あからさま」と言ってもいいようなゲームの締め方だった。