中村 俊輔(横浜F・マリノス/38歳)

かつてレッジーナやセルティック、エスパニョールでプレーしたMFは、その素晴らしいキャリアの終わりに差し掛かっている。

そのフリーキックはいまだに有名であり、彼の経験はその能力に匹敵したものだ。魅力的なナカムラは経験を求めているチームにとって誇りになりえる。

ティム・ケイヒル(メルボルン・シティ)とナカムラがいれば、Aリーグは21世紀におけるアジア最高の攻撃的人材の2人を揃えたと自慢できるだろう。

本田 圭佑(ミラン/30歳)

日本とアジア最大のスターのひとりからスタートすることは、意図表明になるだろう。

この大阪生まれのプレーメイカーは2014年初頭にイタリアの巨人のもとへ移籍した。(だが)ミランファンとして育ったことは、サン・シーロでの任務が特別なことになるということを意味するものではない。

ミランは難しい時期を経験している。今季、この30歳のMFは19分間しかプレーしておらず、最近ではMLS行きの噂が広まっている。

ホンダはどこであろうともトップリーグでプレーするのに十分だ。彼はピッチ上での才能とピッチ外でのアピールにおいて、全ての項目を満たしている。

“皇帝”ケイスケを惹きつけられるクラブがあれば幸運だろう。来月彼がメルボルンに来た時、いくらかのクラブが軽く会談するのも悪くない。

【次ページ】意外すぎる!五輪で活躍したJ2のあの選手も