元ブラジル代表DFロベルト・カルロスといえば、長距離の助走から繰り出される強烈なフリーキックが代名詞だ。
そんなロベルト・カルロスの再来を思わせる選手がブラジルにいた。
そのプレーヤーの名は、フランシスコ・エルクリス・ジ・アラウージョ。
ピオの愛称で知られるこのMFはフォルタレーザに所属しており、10日にブラジル全国選手権・セリエC(3部)の最終節でジュヴェントゥージと対戦。
その同点ゴールが衝撃的だった。
Pio, de falta, empatou o jogo no Castelão #ValeVagaNaSerieB pic.twitter.com/TDWiJ699vB
— Esporte Interativo (@Esp_Interativo) 2016年10月9日
0-1と1点のリードを許し迎えた67分、ゴール正面20mほどの距離でフォルタレーザはフリーキックを獲得。
するとボールを置いたピオは15mほど助走を取り、ここから全速力でボールへと向かう!そして右足から放たれたシュートはあっという間にゴールネットに突き刺さり、これが見事同点ゴールとなった。
ピオは172cmと小柄であり、長い助走と強烈なパワーシュートはまさにロベルト・カルロスを彷彿とさせる。最近ではこうした特徴的なフリーキッカーがなかなかいなかっただけに、今後の活躍にも期待したいところだ。
なお、この試合をもってセリエCは閉幕。試合は1-1で終了し、1位フォルタレーザと4位ジュヴェントゥージはセリエB(2部)への昇格を決めた。