11日、茨城県立カシマサッカースタジアムで日本対オマーンの国際親善試合が行われ、日本が4-0で快勝した。

4日後に控えるサウジアラビア代表とのワールドカップ最終予選を想定して組まれた試合。ハリルホジッチ監督は大迫勇也、齋藤学、永木亮太、丸山祐市と、これまで起用してこなかった4選手を先発起用したが、その采配が見事に的中する。

試合は最終ラインを低く設定して守りを固めるオマーンに対し、日本がボールを支配し優勢に運ぶ展開に。32分、左サイドでボールを持った清武弘嗣のクロスを、この日1トップで起用された大迫が頭で合わせて先制に成功する。

日本はさらに42分にも清武の縦パスを受けた大迫が半身でトラップし、キックフェイントで素早く右足に持ち替えると、倒れながらシュートを捻じ込んで追加点を決めた。

後半には途中投入されたばかりの浅野拓磨がPKを獲得すると、これを2アシストの清武が冷静に決めて3-0。後半アディショナルタイムには、オランダで活躍する小林祐希が利き足ではない右足で駄目押しとなる4点目を決めた。

日本 4 - 0 オマーン

32分 大迫 勇也
42分 大迫 勇也
64分 清武 弘嗣(PK)
90+4分 小林 祐希

日本は新戦力を発掘しつつ危なげない内容で試合を制し、ほぼ最高の形でサウジアラビア戦に臨むこととなった。

【厳選Qoly】日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら