ファビーニョ(モナコ)

2015-16:右サイドバック

2016-17:センターハーフ

今夏モウリーニョのマンチェスター・ユナイテッドが右SBのレギュラーとして獲得しようとしていたとされているファビーニョ。かつてモウリーニョがレアル・マドリーを指揮していた当時、彼はカスティージャに在籍していた。

だが今季の彼はモナコのエンジンルーム(中盤)でプレーしており、DFラインの前で相手のプレーを壊すタスクを任されている。

トッテナムとの一戦では7度のタックルに9度の守備的アクションを記録するなど素晴らしいパフォーマンスを披露。今季好調のモナコにおいて、守備での貢献はもちろんのこと、PKキッカーとして得点もマークしている。

ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)

2015-16:左サイドバック

2016-17:センターハーフor左ウィング

EURO2016ではポルトガル代表の左SBとして攻撃に冴えを見せたゲレイロ。ロリアンからドルトムントへのステップアップを果たしたが、ドイツではより高い位置で起用されることが多くなっている。

リーグアンのファンなら左ウィングとしての起用には驚かなかっただろうが、センターハーフでの成長は予想外だったはず。トーマス・トゥヘルのチームにおいて、どのポジションでも貢献を見せている。

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