今週末に行われるリーガ・エスパニョーラの大一番、バルセロナ対レアル・マドリー戦。

この一戦は「クラシコ」という名で知られているが、日本では「伝統の一戦」と訳される。

"Clasico"とは英語で言うところの"Classic"であり、「伝統的な」、「有名な」、「由緒ある」といった意味を持つ。

他にも世界には"Clasico"に名前が近く、「伝統の一戦」を意味するダービーマッチが世界中にある。

世界的な大一番を前に、世界の「クラシコ」をおさらいしよう。

オ・クラシコ / O Clássico

対戦カード:ベンフィカ 対 ポルト

スペイン語の"Clasico"は、ポルトガル語になると"s"が一つ増えて"Clássico"になる。それに定冠詞"O"をつけ、ベンフィカ対ポルトの試合は「オ・クラシコ」と呼ばれている。国内リーグの優勝回数で1位と2位チームによる、ポルトガル最大のダービーマッチだ。

デア・クラシカー / Der Klassiker

対戦カード:ドルトムント 対 バイエルン

「デア・クラシカー」の名で知られるドルトムント対バイエルンの一戦。近年ではタイトルを争うケースが多く、スーパーカップやカップ戦の決勝で実現することも。先日もブンデスリーガで対戦し、オーバメヤングのゴールでドルトムントが勝利している。

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