18日に行われるクラブワールドカップ2016の決勝、鹿島アントラーズ対レアル・マドリー戦。

チケットはすでに完売しており、試合会場となる日産スタジアムは超満員となる見込みだ。

ついにこの瞬間がやって来た。真剣勝負の舞台で、Jリーグのクラブが欧州王者に挑むのだ。

プレシーズンマッチでJリーグクラブが海外のメガクラブと対戦することはあっても、公式戦で戦うのは現在のフォーマットではこのクラブワールドカップのみである。

しかも対戦相手はあのレアル・マドリーであり、試合会場は日本だ。これ以上の舞台はそうそうない。鹿島ファンだけでなく、日本のサッカーファンにとっても歴史的な一戦になるはずだ。

では、これまでJリーグクラブが国際試合の決勝に進んだケースはどれだけあるのだろうか?調べてみた。

※対象は大陸連盟主催の国際大会
※A3チャンピオンズカップは協会主催のため除外
※1993年のJリーグ発足後

1994-95 アジアカップウィナーズカップ 決勝

横浜フリューゲルス 対 アル・シャバブ
→横浜Fが優勝

1995 アジアカップウィナーズカップ 決勝

ベルマーレ平塚 対 アル・タラバ
→平塚が優勝

1996-97 アジアカップウィナーズカップ 決勝

名古屋グランパス 対 アル・ヒラル
→アル・ヒラルが優勝

1998-99 アジアクラブ選手権

ジュビロ磐田 対 エステグラル
→磐田が優勝

1999-00 アジアカップウィナーズカップ 決勝

清水エスパルス 対 アル・ザウラー
→清水が優勝

1999-00 アジアクラブ選手権 決勝

ジュビロ磐田 対 アル・ヒラル
→アル・ヒラルが優勝

2000-01 アジアクラブ選手権 決勝

ジュビロ磐田 対 水原三星ブルーウィングス
→水原三星が優勝

2007 AFCチャンピオンズリーグ 決勝

浦和レッズ 対 セパハン
→浦和が優勝

2008 AFCチャンピオンズリーグ 決勝

ガンバ大阪 対 アデレード・ユナイテッド
→G大阪が優勝

Jクラブが国際大会の決勝に進出したのは計9度。

ACL、アジアカップウィナーズカップ、アジアクラブ選手権(ACLの前身)がその大会で、これらはいずれもAFC主催の大会。つまり、FIFA主催の国際大会でJクラブが決勝に進むのはこれが初めてということになる。

なお、過去9度のうちJクラブが優勝したケースは6度。勝率は66.6%となかなかのようだ。

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