パヴェル・ネドヴェド
国籍:チェコ
バロンドール受賞時:31歳(2003年)
ベッケンバウアーとプラティニも30歳を過ぎてバロンドールに輝いているが、彼らは20代の時に受賞経験があったため、ヤシン以来、そして、国籍が問われなくなって以降初めて30代で受賞したのがネドヴェドだ。
彼はラツィオをセリエAの優勝に導き、ユヴェントスでも活躍。特に2002-03シーズンは素晴らしいプレーを披露し、リーグ制覇とCL準優勝の原動力に。チェコ人としてはマソプスト以来となるバロンドールを受賞した。
ちなみに同シーズンのCLは準決勝でイエローカードを受け、決勝で出場停止になったことで涙も流した。このこともきっかけとなり、現在、主な国際大会では準々決勝の段階で累積がリセットされている。