スウェーデン代表で131試合に出場し、多くの国際舞台を経験したMFキム・シェルストレーム。

このほど、所属していたスイス1部グラスホッパーを退団となった。

シェルストレームは1982年8月24日生まれの34歳。

正確なキックでゲームを組み立てる司令塔で、世界でもトップクラスの左足を持つMFだ。センターハーフやサイドバックとしてもプレーできるため、便利屋的な存在としても重宝される。

レンヌで活躍し、当時黄金期にあったリヨンへと移籍。6シーズン続けて30試合に出場するなど実績を積み、2013-14シーズンにはアーセナルでもプレーした。

そんなシェルストレームは2015年の夏にスパルタク・モスクワからグラスホッパーへと移籍した。昨シーズンは33試合に出場し今季もキャプテンとしてチームを牽引していたのだが、突如退団する形となった。

クラブ公式サイトによれば、監督とシェルストレームの間で話し合いの機会があり、今回契約解除になったとのこと。

シェルストレームはワールドカップとEUROを計5回経験しており、UEFAチャンピオンズリーグでも50試合以上に出場している。スウェーデン代表での131試合出場は同国史上4位の記録である。

クラブ公式によれば、退団の理由は「プライベートな理由でスウェーデンに戻りたい」とのことだが…持っている技術を考えるとオファーを送ってみる価値はあるだろう。

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