『Daily Times』など各メディアは11日、「マリサッカー協会に資格停止処分が下される可能性がある」と報じた。

フレデリック・カヌーテやセイドゥ・ケイタなどを輩出し、2013年アフリカネイションズカップでは3位に入ったことで知られるマリ。

このところはやや世界的なタレントの不在で低迷はしているが、アフリカの中では強豪チームの一つである。

先日マリの政府機関であるスポーツ省は、マリサッカー連盟の役員を解任するという判断を下し、暫定的な執行委員会を設置することを決めた。

しかし、これはFIFAが定める「政府機関からの独立」というルールに抵触する可能性が高いもので、もし違反であれば資格停止処分が下される。

これまでインドネシアやクウェート、ナイジェリアなどにも同様の制裁が科されており、その場合同国の代表チームやクラブチームは国際的な大会に参加することができなくなる。

FIFAは現在マリの政府によるサッカー連盟への干渉をキャンセルするよう要請を行っており、その結果を待っている状況にあるとのこと。

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