編集部O

「どちらともいえない」

本田の右サイドでの起用はチームにとってマイナスのほうが大きいことは明らか。使えるとすれば昨年のオーストラリア戦のように前線だろう。その中で、ミランでの現状において本田を招集することは他の選手への影響も考えて無しだったが、長谷部の負傷で少し状況は変わった。おそらくベンチスタートとなる彼が、ピッチ外でどれだけチームにプラスの効果をもたらすことができるか。外からの目では推しはかれない部分もあり「どちらともいえない」とした。

編集部I

「必要」

ミランで干されている現状はかなり痛い。コンディション的にすぐにフィットするのかも疑問だ。ただ、今の日本に代替となる選手がいないことも確か。別格のフィジカルだけでなく、相手にとどめを刺せるような仕事が期待できる類稀な存在。現時点で不要とは言い切ることはできない。

編集部S

「必要」

アジア最終予選のグループBで2位につける日本代表だが、決して油断のできる状況ではない。勝ち点10は首位UAEと同じだが、3位オーストラリアとの勝ち点差はわずかに「1」。次節のUAE戦を落とせば、3位に転落する可能性が高い。それゆえ、ハリルホジッチ監督は代表チームでの「経験」を重視しメンバー選出した。そう考えた時、2010年以降完全にチームの主力に君臨し続け、アジア予選のチーム内得点王である本田を外すことは選択肢として全く無かったはずだ。例えばネイマールがバルセロナで出番を失ったとして、ブラジル代表のチッチ監督は招集を渋るだろうか?答えはおそらく「ノー」だろう。ハリルホジッチ監督にとって、今の代表において本田はそれほど重要なピースであるはずだ。ただし、あくまでこれは現在の話。予選が終盤になりすでにワールドカップ出場を決めれば、本田の代役を探すためにも新しい選手を起用すべきだろう。

「必要」が3、「不要」が2、「どちらともいえない」が1という結果になった。

代えの利かない選手であること、現在の状況が好ましくないことを全員が認識しつつ、手を施す時期が最終予選の真っ只中の今であるかどうかには考え方に違いがあるようであった。

なお、当然のことながら、編集部の各人がこのように回答したからといって、今後の記事に個人的な感情が反映されるようなことはないということは最後に記しておきたい。

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