『Manchester Evening News』は2日、「マンチェスター・ユナイテッドは、夏のマーケットで2つの記録的な取引にチャレンジする」と報じた。

そのひとつはもちろんアントワーヌ・グリーズマンだ。

選手本人はアトレティコ・マドリーへの忠誠を示しており、今のところ移籍に向けて前向きなコメントはない。

しかしマンチェスター・ユナイテッドはなんと8500万ポンド(およそ116.9億円)という入札を行い、アトレティコ・マドリーとグリーズマンを説き伏せようとしているという。

これは昨年行われたポール・ポグバを下回るものの、ギャレス・ベイルに次ぐ世界3位の記録となる。

そして、もうひとつのターゲットというのが、ミランのイタリア代表GKジャンルイージ・ドンナルンマである。

10代で名門ミランの守護神となった彼は、ブッフォンの正当な後継者として広く認められている存在だ。

しかし、彼はすでにあの曲者代理人ミーノ・ライオラと契約しており、他のクラブとの関係も噂されている。

ライオラ氏はマンチェスター・ユナイテッドと強いコネクションを持っており、GKとしては世界最高記録となる移籍金5000万ポンド(およそ68.8億円)を支払えば考えると通告されているという。

彼はミランに週給16万ポンド(およそ2200万円)、年俸にすれば11億4000万円というとんでもない額の給与を求めているとのことで、これがこじれた場合はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性もあるとのことだ。

なお、マンチェスター・ユナイテッドはダビド・デ・ヘアを6600万ポンド(およそ90.8億円)でレアル・マドリーに放出する可能性があると言われており、もしこれが実現すればこちらが世界最高記録になる。

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