『Evening Standard』は3日、「チェルシーは、ブリストル・シティに貸し出しているFWタミー・アブラハムに新契約を提示する」と報じた。

チェルシーの下部組織で育成されたタミー・アブラハム。ユースで鮮烈な活躍を見せ、世界の若手の中でも最も期待を集めている一人だ。

今季はブリストル・シティに貸し出されており、ここまで26ゴール。得点ランキングでもリーグ2位につけている。

これは昨季ムサ・デンベレ(当時フラム、現セルティック)の記録を更新し、2部において10代の選手が決めた最多ゴール数となっている。

チェルシーではまだ必要とされていないことから、エヴァートンやレスター・シティ、ブライトン&ホーヴ・アルビオンなど様々なクラブから関心を寄せられている。

しかし、チェルシーのアントニオ・コンテ監督は彼を将来的な戦力と考えており、売却の方針は全くないという。

今夏ロメル・ルカク、アルバロ・モラタ、アレクシス・サンチェス、ムサ・デンベレらの獲得を検討している一方、アブラハムの所有権も手放したくはないとのことだ。

そのため、チェルシーは彼に現在の倍となる週給5万ポンド(およそ715万円)を提示し、2年残っている契約を更に延長しようとしているという。これは年俸に直せば3億7000万円程度となる。

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