3、ラ・マシアとの“再結合”
バルセロナBのひどいマネージメントなどのせいで、最近のトップチームはラ・マシアをかなり無視してきた。
ペップ・グアルディオラのもとではラ・マシアは非常に重要だったが、セルジ・ロベルト以降はカンテラ上がりでトップチームに定着する選手がいない。高額な補強選手で埋めてきたスカッドの“穴”は、カンテラの卒業生たちで補填できたし、そうすべきだ。
カンテラとの結合を取り戻すことは、バルベルデがやるべき最も重要なことのひとつだ。それは財政的な理由だけでなく、バルセロナの魂を取り戻すためにも不可欠なことだ。
ラ・マシアとバルサBは、トップチームに選手を送り込む“土壌”に再び戻らなくてはならない。バルベルデは獲得選手が限られるアスレティック・ビルバオで素晴らしい経験を積んでおり、同じような姿勢をカンプ・ノウでも発揮してくれることをバルサは願っている。
いずれにしろ、FWイ・スンウやFWジョルディ・エンブラ(上記)らトップチーム入りに近づいている選手がおり、バルベルデが彼らを引き入れるためにドアを開けておくことは義務だろう。