フランク・ライカールト(元オランダ代表MF)
▼戻ったクラブ:アヤックス
アヤックスでデビューし200試合以上に出場したライカールトだったが、指揮官クライフと衝突したことで退団を決意。スポルティング、サラゴサを経て移籍したミランでは、アリーゴ・サッキのもとで伝説の一員となった。
未完成の仕事を終わらせるためにアムステルダムに戻ると、ファン・ハールのもとで若手選手へのリーダーシップを発揮するなどすぐさま不可欠な存在に。
最後の仕事は1995年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝。彼のパスを受けた当時18歳のパトリック・クライファートのゴールによってアヤックスは4度目の欧州制覇を果たした。
ヴィトル・バイーア(元ポルトガル代表GK)
▼戻ったクラブ:ポルト
これまで紹介してきた選手とは異なり、バイーアの場合はポルトから離れていた期間が短い。復帰するまでの2シーズンはバルセロナでプレーした。
古巣に戻ると、8年間に渡りゴールマウスに君臨。若きジョゼ・モウリーニョ監督のもとでもプレーするなど、計14個のトロフィーを獲得した。
この他にも、フアン・ロマン・リケルメ(アルヘンティノス・ジュニオルス)やダニエル・アッガー(ブレンビュー)らも、最後に古巣へと戻っている。