6位:ホセル(ストーク→ニューカッスル)

取引額:500万ポンド(およそ6.9億円)

ニューカッスルは今季ゴールスコアラーを必要としており、マイク・アシュリー会長はチームの改善のためにそれを約束した。しかし、その結果はコレであり、ベニテス監督の将来は更に不透明になっている。

ホセルは、ベニテスが望んでいたゴールを保証できる選手ではない。イングランド、ドイツ、スペインでプレーし、9ゴールを上回ったこともない。

彼を獲得すること自体は悪くはない。倹約的なものだ。しかし、ベニテスが求める改善と、ホセルがもたらす改善の間には、大きなギャップがある。

5位:ダニー・ドリンクウォーター(レスター→チェルシー)

取引額:3500万ポンド(およそ48.3億円)

その方法と、そのあまりにも高すぎる金額についてだ。

チェルシーはロス・バークリーにフラレてしまったことで、最終日にダニー・ドリンクウォーターを獲得することになった。

彼に対しての関心は長期的なものだったが、その移籍金は状況によって高騰しすぎた。彼はいい選手だが、チェルシーの成功をもたらせるほどではない。

これはスティーヴ・シドウェル、スコット・パーカーの再現になるかもしれない。古典的な過大評価と、間違ったステージの提供だ。

エンゴロ・カンテとティエムエ・バカヨコはコンテのデフォルトメンバーであり、セスクが攻撃的なオプションである。ドリンクウォーターの時間がどこから来るのかはハッキリしない。

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