『ESPN』は8日、「バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、オリヴァー・ビアホフからのアドバイスを突っぱねた」と報じた。

今季のバイエルンで出場機会を減らしており、冬のマーケットで退団するのではないかと言われているトーマス・ミュラー。

先日のブレーメン戦ではベンチスタートとなり、アンチェロッティが評価してくれないとメディアに対して愚痴をこぼしていた。

ドイツ代表のビアホフ氏は『ミュラーは常にプレーさせるべき」と話し、アンチェロッティ監督の選択に不満を表明している。

それに対してアンチェロッティ氏は以下のように話し、アドバイスは今必要ないと語った。

カルロ・アンチェロッティ

「選手がプレーしていない時、もちろん幸せではない。ミュラーは試合後に少しボヤいていた。それは明らかに当然のことだよ。

私は、プレーできない時に不満を持つ選手のほうが好ましいよ。ベンチに座って満足するような選手よりはね。

それはよく理解している。私はそのような経験を沢山重ねてきた。なぜなら、私も選手だったからね。プレーしていないときは、不満だった。

ミュラーとは毎日話している。問題はない。彼は重要な選手だ。その歴史も知っている。しかし、ここでは重要な選手が多いのだ。

以前も言ったが、我々はシーズン全体を11人で戦うことは不可能だ。ローテーションが必要になる。時にミュラーはプレーするだろう。ときにはベンチに行かなければいけない。誰かが残念ながらスタンドに座る。

全員をスタメンに入れたいが、不可能だ。私はラインナップを選ぶ責任がある。そしてその理由は、選手は皆重要だからだ。時にプレーしないときでもね。

ミュラーが試合の73%にしか出場していないという話を見た。しかし、それは彼の実力が73%しか発揮されていないという意味ではない。数学的なことではないのだ。誰もスタメンは保証されていない」

(ドイツ代表マネージャーのオリヴァー・ビアホフ氏が、ミュラーを常に起用するよう助言していたが?)

「心配いらんよ。アドバイスをくれるすべての人々に感謝したい。ビアホフだけでなく、皆にね。

しかし、正直に言って、アドバイスは必要としていないよ。私は自分が何をやっているか分かっている」

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