『Mirror』は14日、「英国議会議員兼FIFA国際副審のダグラス・ロスは、既に議員報酬を上回る審判報酬を得ている」と報じた。
ダグラス・ロス氏は1983年生まれの34歳。2007年にマレー議員に当選し、2016年にスコットランド議会議員となった。
その後2017年の総選挙で当選し、現在は英国の国会議員として活動を行っている。
しかし、彼はその一方でサッカーの審判として活動を行っており、スコットランド・プレミアシップとFIFA国際試合で副審を務めている。
そして、5月に英国国会議員となって以来、審判として得た報酬は併せて2500ポンド(およそ34万円)を超えているとのこと。
8月17日のドムジャーレ対マルセイユの試合を担当した時は、一回で1436ポンド(およそ20万円)を手に入れているとのこと。
英国の議員は基本的に報酬がないため、各種の手当が支給されるのみとなっている。彼の審判としての報酬はすでにその額を大きく超えているようだ。
ただ、スコットランド議会議員であった時代に、レアル・マドリー対スポルティング・リスボンを裁くために議会を休んだことから批判を浴びたこともあり、今後も同業者からは冷たい目が向けられそうだ。