10日、ワールドカップ2018予選・オセアニア-南米大陸間プレーオフの1stレグ、ニュージーランド対ペルーが行われた。

エースであるクリス・ウッドが怪我のためにベンチスタートとなったニュージーランドは、マルコ・ロハスとコスタ・バルバルーセズの2トップという前線に高さのない構成に。

しかし、ボールを繋ごうとするペルーに対して、サイドバックに持たせて激しいプレッシャーをハメていくタフな戦術を遂行。

ポゼッション率は高くなるペルーもなかなか攻めきれず、サイドを破ってもクロスは空中戦に強い3バックに弾き返される展開に。ドーピング違反によって出場停止になったパウロ・ゲレーロの不在が響いていることが見て取れた。

拮抗する展開の中、ニュージーランドは運動量が落ちてくるとともに温存していたクリス・ウッドを投入して勝負をかける。ペルーもプレッシャーが抜けるようになったことでボールを動かしやすくなり、ポゼッション時には余裕が生まれるようになった。

しかし、結局この両者の変化は得点には結びつかず。どちらにもかなり大きなチャンスはあったが、ネットは揺れずスコアレスドローで終了。

同日行われたオーストラリア対ホンジュラスに続き、拮抗した中でお互いに決め手を欠いた試合となった。

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