9日に行われたE-1サッカー選手権第1節、日本代表対北朝鮮代表の試合は1-0という結果となった。
国内組で構成されたハリルジャパンは苦戦するも、試合終了間際に井手口陽介がミドルシュートを決め、劇的に勝利を奪っている。
その中で最もボールを失う回数が少なかった選手は誰?スタッツのデータを紐解くと、このような順位になった。(データはSTATS社調べ、共同通信デジタル提供)
ボールを失った回数
1位:阿部浩之(2回)
2位:川又堅碁(3回)
3位:中村航輔(7回)
4位:伊東純也(7回)
5位:車屋紳太郎(8回)
6位:谷口彰悟(10回)
7位:高萩洋次郎(11回)
8位:倉田秋(14回)
9位:金崎夢生(14回)
10位:今野泰幸(15回)
11位:昌子源(15回)
12位:小林悠(16回)
13位:井手口陽介(18回)
14位:室屋成(21回)
いやいやちょっと待った!これはもちろん90分のデータであり、出場時間、ボールのタッチ数との相対的な数値のほうが重要だ…。
ということでボールタッチ数との比較で成功率を算出してみた。そうすると…。
成功率
車屋紳太郎:106回のうち8回ボールロスト(成功率:92%)
今野泰幸:124回のうち15回ボールロスト(成功率:88%)
谷口彰悟:68回のうち10回ボールロスト(成功率:85%)
井手口陽介:97回のうち18回ボールロスト(成功率:81%)
阿部浩之:10回のうち2回ボールロスト(成功率:80%)
倉田秋:65回のうち14回ボールロスト(成功率:78%)
昌子源:67回のうち15回ボールロスト(成功率:78%)
中村航輔:24回のうち7回ボールロスト(成功率:71%)
伊東純也:24回のうち7回ボールロスト(成功率:71%)
室屋成:69回のうち21回ボールロスト(成功率:70%)
小林悠:50回のうち16回ボールロスト(成功率:68%)
高萩洋次郎:31回のうち11回ボールロスト(成功率:65%)
川又堅碁:8回のうち3回ボールロスト(成功率:62%)
金崎夢生:35回のうち14回ボールロスト(成功率:60%)
やはりトップは車屋紳太郎。100回以上の機会がありながら8回しか失っておらず、パスについては安定感があったと言える。
攻撃の選手が低くなる傾向があるデータであるが、阿部浩之は終盤での出場から10回で8回プレーを成功させており、うまくフィットしていたことを感じさせる。