サンフレッチェ広島、圧倒的な強さでJ1復帰

ミハイロ・ペトロヴィッチ体制でJ2降格を喫したサンフレッチェ広島が、1年でのJ1復帰を達成。しかも、J2史上2チーム目となる「勝ち点100」を記録するなど圧倒的な強さを見せた。

それもそのはずで当時のメンバーは、イリアン・ストヤノフ、槙野智章、青山敏弘、森崎浩司、森崎和幸、柏木陽介、佐藤寿人、高萩洋次郎、服部公太、森脇良太などなど。天皇杯王者として臨んだこの年の富士ゼロックス・スーパーカップでは、リーグ王者の鹿島アントラーズにPK戦の末勝利している。

なお、その鹿島はオズワルド・オリヴェイラ監督に率いられ、1シーズン制導入後初めてとなるJ1連覇を達成。2位には川崎フロンターレが入った。J2降格はコンサドーレ札幌と東京ヴェルディ。

J1・J2入れ替え戦、磐田vs仙台

2018シーズンのJリーグはJ1とJ2の昇降格に変更があり、昇格プレーオフがJ1の16位も参加する「J1参入プレーオフ」に。つまり、J1とJ2の入れ替え戦が復活するのだ。

前回J1・J2入れ替え戦が行われたのは2008年。J1・16位のジュビロ磐田とJ2・3位のベガルタ仙台が対戦し、1勝1分で磐田がJ1残留を勝ち取った。磐田の3ゴールはすべて松浦拓弥が記録。仙台は就任1年目の手倉森誠監督のもとで昇格を逃したが、その悔しさを以降の飛躍につなげていく。

ちなみに、広島とともにJ1自動昇格を果たしたのはモンテディオ山形。こちらは就任1年目の小林伸二監督のもとで2位を確保し、嬉しいJ1初昇格となった。

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