イタリア・セリエAのローマは、2017年下半期の経営状況について報告した。

2016年の下半期と比較しての動きは以下の通りとなっている。

・営業収入は8859万ユーロ(およそ115.5億円)から1億2395万ユーロ(およそ161.7億円)となり、38%の増加となっている

・オペレーションコストは1億863万ユーロ(およそ141.7億円)から1億927万ユーロ(およそ142.5億円)とほぼ変化がない

・純損失は5336万ユーロ(およそ69.6億円)から4030万ユーロ(およそ52.6億円)に減少した

・純負債は1億9250万ユーロ(およそ251.1億円)から2億3494万ユーロ(およそ306.4億円)に大幅増加している

12ヶ月前と比較してクラブの経営状況は改善しているが、これはヨーロッパリーグではなくチャンピオンズリーグに参加したという部分も大きく影響している。

なお、2018年12月31日までに1億1500万ユーロ(およそ150億円)を増資することも決議されており、財務の再調整と資本構造の強化を目指すとのこと。

ただ、今回の結果においても大きな赤字が出ていることから、昨年夏のように「何名かの選手は販売しなければならないのではないか」と推測されている。

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