さて、そんな川崎のユニフォームだが、先週末の3月31日に行われたサンフレッチェ広島戦からちょっとした変更があった。

タイトルでネタバレしている通り、新たに鎖骨スポンサーが入ったのだ。

クラブ初の鎖骨スポンサーは、「富士通ビー・エス・シー」。クラブ創設期からオフィシャルスポンサーとして支援を続けており、今年、創立55周年を記念して初のユニフォームスポンサーを務めることになったという。

これを受けてクラブは、すでにユニフォームを購入した人のうち希望者を対象に、無料で鎖骨スポンサーを圧着することを発表。4月11日(水)のセレッソ大阪戦から等々力陸上競技場内のメインスタンド2Fイベントスペースなどで受付が行われるとのことだ。

「選手と同じユニフォームで一緒に戦いたい!」というサポーターにとっては一安心である。

ところで、気になるのは、なぜ鎖骨スポンサーがこの時期の発表になったかということだろう。

実は川崎は、昨年12月2日に「トップチーム公式戦ユニフォーム鎖骨スペース広告掲出企業募集のお知らせ」を配信。新シーズンから導入される鎖骨スポンサーを広く募集したのである。

リーグ王者の首都圏クラブ。さらにファンもファミリー層を中心に多いということを考えれば、決して少なくない数の企業がこれに応募したのではないかと思われる。

しかし最終的に契約したのは、フロンターレと繋がりの深い富士通の関連企業。しかもこの時期。昨年12月から発表を待っていたQolyとしてはまさかである…。

ただ、理由は推測できる。ここに至る過程でネックとなったのは、おそらく広告のサイズだ。