クラウドファンディングでのファンクラブ設立
――先ほどクラウドファンディングを行っているとうかがいました。今どのような状況ですか?
「日本初!大学サッカー部公式ファンクラブ誕生。筑波蹴球部の挑戦」ということで、ファンクラブの設立に向けて、1600人の0期会員を獲得するためにクラウドファンディングを行っています。
現在、達成率は75%で(6月4日現在)、あと7日で約400人の0期会員を集めなければなりません。All or nothing形式をとっており、1600人に達成しなかった場合、ファンクラブは設立しません!
学生スポーツのファンクラブの在り方を提案しています。プロクラブやミュージシャンのそれのようにお金を払うことでの差別化ではなく、応援している人はみんなファンクラブの会員であるというのが理想です。応援しているかしていないかでの差別化を図ります!
【クラウドファンディング挑戦のお知らせ】
この度、蹴球部はクラウドファンディングに挑戦いたします。
大学サッカー部では日本初の公式ファンクラブの0期会員を募集いたします。
前例なき挑戦にご協力お願いいたします!#凌駕#大学サッカーhttps://t.co/6m1bHxN2Ta
— 筑波大学蹴球部 (@Tsukuba_syukyu) 2018年4月7日
――なるほど。最後に、筑波大学蹴球部としての今後の目標を教えてください!
サッカーの結果としては、もちろん目指すのは「日本一」です。
そこに加えて、「ピッチ外でも筑波大学蹴球部は日本一」と思ってもらえるような活動をしていきたいと思っています。
「ピッチ内外での日本一」を目指して、これからも精力的に活動していきます。
※筑波大学蹴球部プロモーションチームのメンバー。学生代表は藤尾悠河(3年)。
ちょうど昨今は、大学スポーツについて様々な話題がメディアでも取り上げられている。旧態依然とした大学スポーツを取り巻く環境はいよいよ時代にそぐわないものとなっており、その歪みが悲しい形で表れたのが先日のアメリカンフットボールでの“事件”だった。
これを受けて、筑波大学は5月31日、「我が国の大学スポーツの革新に向けて」というリリースを発信。国内の大学で初のアスレチックデパートメント設立に向けて動いている同大学が、改革に向けて明確な意志を示した。
そんな筑波大学のなかでも、蹴球部は革新的な取り組みをいくつも行っている。彼らが踏み出す一歩一歩が、どのような未来につながっていくのか。こうした時期だからこそ実際の彼らの歩み、そしてその成り行きに注目していきたい。