ボールを保つことができる中盤の選手がいないのならば、パスを貰えない場所にポジションを取ってはいけない。
リンガードとデル・アリの話に戻ろう。彼らは他の選手がいいプレーをすることを願い、最後だけ絡みたいと思っている。
ボールを保持すること、ポゼッションすることに関与したくはないんだ。フィニッシュでゴールを決めることだけに関わりたいのだ。
チームの構成は間違っていた。全面的に間違っていた。
彼らがまともなチームと戦った時には、今夜のように苦戦するのは必然的であったと思うね。
説明しよう。大会で最も弱いパナマとの試合でのプレーは最悪だった。そしてチュニジアと戦った。大会で2番目に弱いチームだ。
ベルギーとのグループステージ最終節は参考にならんよ。
コロンビアとのベスト16では、後半は相手のほうが良かった。延長戦で復活はしたが、ポストに当たるシュートを食らって、PKで勝ち上がっただけだ。
今夜は初めてまともなチームと戦ったのだ。ボールを持つことを好み、向かってくる相手と」
「全部ダメだ!」スーネス氏、イングランド代表をしこたまボロクソ批評
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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