大統領はサッカー狂
ボリビア史上初の先住民の大統領で、2006年以来、長期政権を築いているエボ・モラレス大統領。
同大統領はキューバやベネズエラと同じ社会主義を標榜しているが、現在、ベネズエラが混迷を極めているだけにその余波が心配されるところである。
そんな彼は大のサッカー好きで知られ、今月上旬に行われたニカラグア代表との一戦にも観戦に訪れているが、実際に選手としてもプレーしている。
2007年、国際サッカー連盟(FIFA )が標高2,500メートル以上の高地で国際試合を禁止すると発表した際には、海抜6,000メートルのサハマ山で親善試合を開催しこれに猛抗議(後にFIFAは撤回)。
さらに2014年には1部リーグ所属のサッカークラブと契約を結び、大統領にしてプロサッカー選手となっている。