18日に欧州各地で行われたUEFAヨーロッパリーグ・ベスト8の2ndレグ。
唯一欧州のコンペティションで生き残っている日本人選手、長谷部誠が所属しているアイントラハト・フランクフルトは、ホームでベンフィカを迎え撃った。
1stレグでは敵地で20歳の天才ジョアン・フェリックスにハットトリックを許すなどして2-4と敗北し、逆転には少なくとも2点以上のリードが必要な状況であった。
厳しいミッションに臨むことになったが、フランクフルトは前半36分にフィリップ・コスティッチが先制点を奪うことに成功する。
ガチノヴィッチのミドルシュートが左ポストに当たったところを押し込んでのゴールだったが、コスティッチはわずかにオフサイドポジションにいたため、それが見逃されてのものだった。
判定にも助けられたフランクフルトは、67分にセバスティアン・ローデが追加点を決め、ついにアウェイゴールの差でリードを奪う。
そして、ここからは長谷部誠ら守備陣の奮闘が光る展開。ベンフィカの激しい攻撃をシャットアウトし、最後までスコアを2-0に留めてみせた。
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— Eintracht Frankfurt (@Eintracht) 2019年4月18日
終盤は押し込まれる展開の中、長谷部誠は天才ジョアン・フェリックスに抜かれる場面もあったもののうまく守備を統率。元同僚でもあるセフェロヴィッチも抑え込んだ。
なお、準決勝は5月2日に1stレグ、5月9日に2ndレグが開催。アーセナル対バレンシア、フランクフルト対チェルシーの2試合が予定されている。